日本食をいただける懐石料理と割烹料理！その違いはお店にあり！

懐石料理と割烹料理の違いは、お店だとも言えます。

懐石料理を提供しているのは、主に「料亭」です。懐石料理は、主に個室の座敷において提供する高級飲食店です。

 

一方、「割烹」はカウンター形式の店舗です。

しかし、懐石料理も割烹料理どちらにしても「旬の食材を使う」「素材の持ち味を活かす」「おもてなしの心で提供する」という内容にて提供しています。

 

懐石料理は世間一般に見聞きしますが、意外に「割烹料理」については見聞きすることは少ないかと思います。

店舗の違いだけでなく、言葉に秘密が隠されています。

 

割烹の割は包丁で切ることを表し、割烹の烹は火を使って煮炊きをすることを表しています。

懐石料理は、もともと茶道から来ています。茶の時間までに懐が寂しいことから石を入れていた、それに由来しています。

 

空腹をしのぐために温めた石で急場をしのぐことが必要だったのは、禅宗の厳しい修行があったからだといいます。

言葉だけでもこうした違いがあるお料理ですが、和食であっても家庭料理や丼ものなどが提供されていないのも特徴です。

 

和食ではなく正真正銘の日本料理、本格的な食材、高級な食材などが提供されます。