海鮮には、味の良い時期があります。旬または出盛り期といいます。
一年中獲れる海鮮ものもありますが、季節によって旨みが異なります。
旬というのは野菜や果物の場合、露地で栽培した時に多く取れる時期を意味しますが、魚で言えば産卵期の脂ののった時期をいいます。
また、出盛り期というのは市場への入荷量が一番多い時期という意味です。
旬の時期に海鮮を食べることにより、病気の予防もできます。
魚にはタンパク質、脂質、ビタミンが多く含まれています。特に産卵に備えて脂肪をカラダに蓄積する時期には脂質含有量が多くなります。
この魚の脂質というのは、血液中のコレステロール値を下げ、心筋梗塞を防ぐ効果があるとも言われていますから積極的に食べることをおすすめします。
エビやカニなどの甲殻類、しじみやアサリなどの貝類にも様々な成分が含まれています。
特に貝類にはミネラル成分が豊富です。しじみは肝臓エキスを含んでいることでも知られています。
このように海鮮を食べることにより、健康面に良い効果が期待できるといわれています。できるなら、それぞれ適した旬があるので、美味しい時期に食べるようにしましょう。